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… ,残りはⅠaとⅠb型であり,その他の型は少ない.大腸菌による発症例もわずかに認められる.この頃になると,児の置かれた環境からの感染によるインフルエンザ菌や肺炎球菌による発症例が散見され始める.そのほかにはリステリア菌や髄膜炎菌例も極めてまれにではあるが経験されることがある.表1 細菌性髄膜炎例における起炎菌(推定される頻度)菌種1 ヵ月未満1~3 ヵ月4 ヵ月~5 歳6~49 歳≧50 歳1.B 群レンサ球菌(GBS)◎50~60◎40 …
… <1556.緑膿菌,その他のブドウ糖非発酵菌<5<5<1<5<57.黄色ブドウ球菌<5<5<1<1<58.肺炎球菌<5○5~10◎>60◎60~65809.インフルエンザ菌○5◎10~20◎20~30○5~10510.髄膜炎菌不明1~21~2<5不明11.その他の細菌,真菌<5<5<5<510著者らによって実施されてきた全国規模の化膿性髄膜炎サーベイランス研究(2000~2011 年)の成績,あるいは砂川らの継続的サーベイランスの成績に …
表2には肺炎球菌髄膜炎に使用される可能性のある注射用抗菌薬の感受性成績を示す.併せ小児:505 例(死亡:5.3%,後遺症例(+):17.2%),成人:320(死亡:17.7%,後遺症(+):23.8%)(%)0~6M7~11M12345~910s20s30s40s50s60s70s80s90s不明20151050図1肺炎球菌性化膿性髄膜炎(2000〜2011年)1.細菌性髄膜炎の疫学的現況151疫学的現況てCLSIのBPも記してある. …
[細菌性髄膜炎の発症率と起炎菌の急激な変化]近年,行政施策は重症感染症の予防へと大きくシフトし,2010 年に「ワクチン接種緊急促進事業」が開始され,2013 年度からは小児に対するインフルエンザ菌b型(Hib)とPCV7 の定期接種化が開始された.2012 年にはワクチン接種対象年齢の乳幼児の90%が両ワクチンの接種を受けたと推定されている.庵原らの10 県を対象とした発症率推移では,5 歳未満児におけるインフルエンザ菌b型髄膜炎例は …
… ,残りはⅠaとⅠb型であり,その他の型は少ない.大腸菌による発症例もわずかに認められる.この頃になると,児の置かれた環境からの感染によるインフルエンザ菌や肺炎球菌による発症例が散見され始める.そのほかにはリステリア菌や髄膜炎菌例も極めてまれにではあるが経験されることがある.表1 細菌性髄膜炎例における起炎菌(推定される頻度)菌種1 ヵ月未満1~3 ヵ月4 ヵ月~5 歳6~49 歳≧50 歳1.B 群レンサ球菌(GBS)◎50~60◎40 …
文献1)砂川慶介,野々山勝人,高山陽子,ほか.本邦における1997 年7 月以降3 年間の小児化膿性髄膜炎の動向.感染症学雑誌.2001;75:931–939.1.細菌性髄膜炎の疫学的現況71疫学的現況2)新庄正宜,岩田 敏,佐藤吉壮,ほか.本邦における小児細菌性髄膜炎の動向(2009–2010).
表2には肺炎球菌髄膜炎に使用される可能性のある注射用抗菌薬の感受性成績を示す.併せ小児:505 例(死亡:5.3%,後遺症例(+):17.2%),成人:320(死亡:17.7%,後遺症(+):23.8%)(%)0~6M7~11M12345~910s20s30s40s50s60s70s80s90s不明20151050図1肺炎球菌性化膿性髄膜炎(2000〜2011年)1.細菌性髄膜炎の疫学的現況151疫学的現況てCLSIのBPも記してある. …
[細菌性髄膜炎の発症率と起炎菌の急激な変化]近年,行政施策は重症感染症の予防へと大きくシフトし,2010 年に「ワクチン接種緊急促進事業」が開始され,2013 年度からは小児に対するインフルエンザ菌b型(Hib)とPCV7 の定期接種化が開始された.2012 年にはワクチン接種対象年齢の乳幼児の90%が両ワクチンの接種を受けたと推定されている.庵原らの10 県を対象とした発症率推移では,5 歳未満児におけるインフルエンザ菌b型髄膜炎例は …
なお,同時に染色される細胞が多形核球優位であれば,細菌性が強く疑われる(結核菌,真菌性髄膜炎などの場合は単核球優位).2)主な起炎菌のグラム染色像①B 群レンサ球菌(GBS)(図1a)B群レンサ球菌(Streptococcus agalactiae:GBS)は生直後の新生児に発症する細菌性髄膜炎,あるいは敗血症の起炎菌として最も分離頻度の高い細菌である.図1aに示すように,グラム陽性に染まる4〜5 個の連鎖した球菌が観察された際にはGB …
手足口病(エンテロウイルス71 感染症)に伴う急性脳炎は,脳幹脳炎を呈することが多く,この場合,生命予後が不良である.急性脳炎における髄液所見は,単核球優位の細胞増多,圧の上昇,蛋白増加であるが,細菌性髄膜炎に比較すると髄液細胞増多は軽度であり,その種類が異なるので,鑑別が可能である.
… 世代セフェムの3 剤併用」または「カルバペネム系抗菌薬(MEPM)とVCM の2 剤併用」の両者を推奨する(グレードB).❸慢性消耗疾患や免疫不全状態を有する成人例日本における慢性消耗疾患や免疫不全状態を有する成人例の起炎菌は肺炎球菌を含むレンサ球菌41.1%,ブドウ球菌25.7%であり,おのおの耐性化率は56.3%,70%であり,高率である.しかも,緑膿菌が5.1%でみられている.したがって,この場合には緑膿菌までカバーする治療が望ま …
… がトラフ値に十分に達しない場合がある.このような場合には,腎機能に対する問題もあり,単にVCMを増量せずにLZDへの変更を考慮する.ㅤLZD:600mg・12 時間毎の静脈内投与842)免疫能正常な50 歳以上の成人例起炎菌として肺炎球菌の頻度が高いこと,しかも耐性化している場合が多いこと,その他としてMRSAを含むブドウ球菌やリステリア菌もありうることを念頭に置かなければならない.MRSAを念頭に置いた抗菌薬選択となると,やはりVCM …
※VCM増量しても,血中濃度がトラフ値に十分に達しない場合がある.このような場合には,腎機能に対する問題もあり,単にVCMを増量せずにLZDへの変更を考慮する.ㅤLZD:600mg・12 時間毎の静脈内投与7.細菌性髄膜炎の治療857治療3)慢性消耗性疾患や免疫不全状態を有する成人例日本における慢性消耗疾患や免疫不全状態を有する成人例の場合は肺炎球菌を含むレンサ球菌41.1%,ブドウ球菌25.7%であり,おのおの耐性化率は56.3%,7 …
… 〜12 時間毎投与(3g/日)[血中濃度のモニタリングにおいて15〜20µg/mL(トラフ値:薬剤静注開始後,次回投与直前の血中濃度)を維持]+ㅤセフタジジム(CAZ):2.0g・8 時間毎の静注または点滴静注[注意すべき点]細菌性髄膜炎は検査所見から病因を迅速に推定して治療し,病因診断で確定する.病院到着から適切な抗菌薬投与までの時間は平均で4 時間といわれ,これが6 時間以上になると,有意に死亡率が高くなる(エビデンスレベルⅣb).
細菌性髄膜炎の治療877治療が必要である.文献1)Spach DH, Jackson LA. Bacterial meningitis. Neurol Clin.1999;17:711–735.2)van de Beek D, Brouwer MC, Thwaites GE, et al. Advances in treatment of bacterial meningitis. Lancet.2012;380(9854):1693– …
… therapy2012,42thEd, Antimicrobial Therapy Inc, Sperryville,2012: p8–9.19)Kim KS. Acute bacterial meningitis in infants and children. Lancet Infect Dis.2010;10:32–42.20)高橋恵子,石川晴美,森田昭彦,ほか.院内感染による細菌性髄膜炎本邦成人例における起因菌と転帰影響要因.
… 増加により感受性検査の結果ペニシリンGに感性があると判明するまでは使用できない.日本で最もよく使われている感受性判定基準である米国のCLSI(Clinical and Laboratory Standard Institute)による基準では2008 年から髄膜炎においてはペニシリンGが感性と判断されるMICは0.06µg/mL以下で,0.12µg/mL以上は耐性と判断される.中等度耐性(PISP)と判断される基準はなくなった(表2).
… たとの報告があるが,パニペネム/ベタミプロンの有用性に関しては,前向きの無作為コントロール試験で確認する必要があり,未解決の問題である.フルオロキノロンについては肺炎球菌に対してin vitroでの抗菌力を強化したものが開発されたが,副作用の問題で市場から取り除かれており,現在入手可能なものはモキシフロキサシン(moxifloxacin)だけである.しかしこれも経口製剤しかなく,髄膜炎の治療には使用できず,推奨できる抗菌薬は存在しない.
… 以上の場合は第3 世代セフェム系抗菌薬を継続する.4)リステリア(Listeria monocytogenes)リステリアは成人では高齢者,妊婦,細胞性免疫不全を合併している場合にリスクが高いとされるが,日本の「化膿性髄膜炎全国サーベイランス研究班」の調査では6〜49 歳の年齢層で<5%,50 歳以上の年齢層で<2%であり,欧米と比較して頻度は少ない.リステリアは基本的にすべてのセファロスポリンに耐性であり,ペニシリン系に感受性がある. …
リステリアは基本的にすべてのセファロスポリンに耐性であり,ペニシリン系に感受性がある.直接比較した臨7.細菌性髄膜炎の治療937治療床試験はないが一般にペニシリンGよりもアンピシリンが優先して使用される.したがって,リステリアの場合はアンピシリンが標準的な治療薬である.アンピシリンで治療する際にはゲンタマイシンの併用を考慮する(エビデンスレベルⅤ).ゲンタマイシンは相乗効果を目的として髄液への移行は悪いにもかかわらず併用することが推奨さ …