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… なかでESBL産生株が増加している.これらが予想される状況,すなわち以前にESBL産生株が検出された患者,院内でESBLが多く分離されている施設においてはカルバペネム系抗菌薬(MEPM)の併用も考慮する.グラム陰性菌の髄膜炎では治療が有効であるかを判断するために,治療開始後2〜3 日の時点で髄液検査の再検を行う.6)緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa),Enterobacter 属など緑膿菌に対しては抗緑膿菌活性のある …
… 投与,またはポリミキシンB1.5〜2.5mg/kg/日を2 回に分けて投与する.静注のみでは不十分な可能性が指摘されており,コリスチンの髄注,脳室内投与の報告が集積されて来ている.51 例の術後A. baumannii髄膜炎の8 例に対して静注と併用し,死亡例,神経毒性の発現はなかったとの報告がある.IDSAのガイドラインではポリミキシンBの脳室内投与は成人で5mg,コリスチンまたはコリスチンメタンスルホン酸は10mg/日が推奨されてい …
… 結果が判明するまでの間,バンコマイシンをエンピリカルに投与することは許容される(エビデンスレベルⅤ).ダプトマイシンはCSFへの移行性は悪いが,殺菌性であり限られたデータではあるが治療に成功したという症例報告もある.リネゾリドは静菌性の抗菌薬で本来髄膜炎には向かないが,コントロールスタディと症例報告が存在する.CSFへの移行性は様々で通常量では50%の患者が治療域に達しないと考えられている.使用する場合は高用量の使用が必要かもしれない.
使用する場合は高用量の使用が必要かもしれない.[投与期間]投与期間については病原微生物と重症度と抗菌薬により幅があると考えられる.メタアナリシスが存在し,4〜7 日の短期間治療が7〜14 日間の治療と比較して違いがなかったとの報告がある.一般にインフルエンザ菌と髄膜炎菌は7 日間,肺炎球菌は10〜14 日間の治療が受け入れられている.
一般にインフルエンザ菌と髄膜炎菌は7 日間,肺炎球菌は10〜14 日間の治療が受け入れられている.文献1)Thigpen MC, Whitney CG, Messonnier NE, et al. Bacterial meningitis in the United States,1998–2007. NEngl J Med.2011;364:2016–2025.2)Sunakawa K, Nonoyama M, Takayama Y, …
高校生の髄膜炎菌集団感染事例"Neisseria meningitidisの細菌学的検討".
高校生の髄膜炎菌集団感染事例"Neisseria meningitidisの細菌学的検討".宮崎県衛生環境研究所年報.2012; (23):77-81.20)Schuchat A, Robinson K, Wenger JD, et al. Bacterial meningitis in the United States in1995: Active Surveil-lance Team. N Engl J Med.1997;337: …
細菌性髄膜炎の治療1017治療※この治療で効果が十分でない場合はバンコマイシンを追加ㅤバンコマイシン:40〜60mg/kg/日・分3〜4(新生児期はCQ7–1–4・表1 参照)[血中濃度のモニタリングにおいて15〜20µg/mL(トラフ値:薬剤静注開始後,次回投与直前の血中濃度)を維持]3)生後4 ヵ月〜16 歳未満日本では,インフルエンザ菌b型(Hib)ワクチンと結合型肺炎球菌ワクチン(PCV)の普及により,インフルエンザ菌と肺炎球菌 …
細菌性髄膜炎の治療1057治療明な肺炎球菌に対しては,薬剤耐性を想定し,パニぺネム・ベタミプロンが第1 選択となる.パニぺネム・ベタミプロンの効果が十分でないと判断されたときには,バンコマイシンを追加する.バンコマイシンは髄腔への移行率が比較的低く,炎症が治まるとさらに髄液移行性が低下することより,バンコマイシン単独での治療は失敗に終わることがあるため,第3 世代セフェムや髄液移行性のよいリファンピシン(RFP)を併用する(エビデンスレ …
したがって,日本にはMSSAの髄膜炎に第1 選択となる薬剤が存在しない.MSSAであっても第3 世代セフェムのセフォタキシムやセフタジジムは抗菌力が劣るので,カルバペネム系抗菌薬や第4 世代セフェムのセフォゾプラン(CZOP)を選択する(エビデンスレベルⅤ).薬剤感受性の不明なブドウ球菌に対しては,薬剤耐性を想定し,バンコマイシンと第3 世代セフェムとの併用を選択する.薬剤感受性試験結果が判明したあとは,それに基づいて薬剤を選択する.
… ルⅣb).薬剤感受性が不明の場合はアンピシリン耐性を想定し,バンコマイシンとゲンタマイシンとの併用を選択する.薬剤感受性試験の結果が判明した後は,それに基づいて薬剤を選択する.なお,ゲンタマイシンは投与開始2〜4 日目の点滴開始1 時間後に採血して薬物血中濃度(C peak7.細菌性髄膜炎の治療1077治療値)を確認する.2 回目以降は安全性(腎・耳毒性発現)の評価のため,トラフ値,つまり,投与前30 分以内に採血し血中濃度を測定する.
… イシン:7.5mg/kg/日・分3(日齢7 以下では5mg/kg/日・分2)(グレードC)アンピシリン感性の場合ㅤアンピシリン:300〜400mg/kg/日・分3〜4(新生児期は表1参照)+ㅤゲンタマイシン:7.5mg/kg/日・分3(日齢7 以下では5mg/kg/日・分2)(グレードC)2)グラム陽性桿菌:リステリア菌①リステリア菌(Listeria monocytogenes)日本ではリステリア菌による髄膜炎の割合は1%未満である.
… 薬剤感性が不明の場合ㅤアンピシリン:300〜400mg/kg/日・分3〜4(新生児期は表1参照)(グレードC)ペニシリン耐性の場合ㅤセフトリアキソン:80〜120mg/kg/日・分1〜2またはㅤメロペネム:120mg/kg/日・分3(グレードB)4)グラム陰性桿菌:インフルエンザ菌,緑膿菌,大腸菌①インフルエンザ菌(H. influenzae)日本では小児細菌性髄膜炎の約6 割がインフルエンザ菌によるものである(エビデンスレベルⅣb).
… 殺菌力が期待できる.β–ラクタム系抗菌薬のうちセフトリアキソンなどの一部の抗菌薬を除くと,ほとんどのβ–ラクタム系抗菌薬の半減期は短いため,投与間隔を調節し1 日あたりの投与回数を増やすことが必要となる.さらに,細菌性髄膜炎では,髄液移行性を考慮すると1 回量についても増量する必要がある.アミノグリコシド系抗菌薬は血中最高濃度(Cmax)とMICの比(Cmax/MIC),または血中濃110度時間曲線下面積(AUC)とMICの比(AUC/ …
… 回投与による効果が確認されているが,日本ではまだ一般的ではない.グリコペプチド系抗菌薬であるバンコマイシンのPK/PDパラメーターはAUC/MICで,AUC/MIC≧400 を保つことが臨床効果と相関がある.そのため,髄膜炎では定常状態(VCM投与3〜4 日目)でのトラフ値を15〜20µg/mLに維持するように投与方法を設定する.抗菌薬の投与日数については,解熱後7〜10 日間は継続投与することが望ましいとされている(エビデンスレベルⅤ …
本邦における小児細菌性髄膜炎の動向(2007〜2008).感染症学雑誌.2010;84:33–41.3)Tunkel AR, Hartman BJ, Kaplan SL, et al. Practice guidelines for the management of bacterial meningitis.Clin Infect Dis.2004;39:1267–1284.4)Feigin RD, Cutrer: Bacterial …
… hrman RE, Jenson HB, et al (eds), Saunders, Philadelphia,2007: p1208–1210.18)Nudelman Y, Tunkel AR. Bacterial meningitis: epidemiology, pathogenesis and management update.Drugs.2009;69:2577–2596.7.細菌性髄膜炎の治療1117治療19)石井良和.
細菌性髄膜炎の治療1117治療19)石井良和.今知るべき小児感染症領域の新しい知見2011—耐性菌—基質特異性拡張型β–ラクタマーゼ(ESBL)産生腸内細菌科細菌—.小児科診療.2011;74:1295–1300.20)番場正博.小児重症感染症の治療と対策—抗菌薬を使うポイント—小児重症感染症に使う抗菌薬—治療薬としての現状と臨床上の課題—.
❷ただし,頭部外傷や外科的侵襲に併発した細菌性髄膜炎には,副腎皮質ステロイド薬の併用は推奨しない.背景・目的本症の病態は,細菌の直接的侵襲による障害だけでなく,細菌の微小構造物(たとえば,細菌の壁産物など)や産生物質(たとえば,エンドトキシン)による宿主の免疫応答を介した炎症過程の亢進が,大きく関与する.したがって,治療上,これら宿主免疫応答を基盤とした病態に対する治療も重要である.細菌が髄膜へ播種し増殖をすると,細菌の細胞壁や膜関連産 …
… の代謝・血流に変化をきたし,脳障害・アポトーシスが進行する.一方,血管拡張作用のあるメディエーターを介し炎症亢進による血管炎の併発からも脳内虚血を呈する.なお,抗菌薬に副腎皮質ステロイド薬を併用すると,TNF–αやIL–1βのmRNA転写およびプロスタグランジンやPAFの産生を抑制し,脳浮腫が軽減し酸化窒素産生が抑えられ,脳障害が軽減されると考えられる.日本における細菌性髄膜炎成人例における,副腎皮質ステロイド薬の併用について検討する.