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リステリア菌はセフェム系抗菌薬に耐性で,アンピシリンに感性を有しているため,アンピシリン単独,またはアンピシリンとアミノグリコシドとの併用を選択する(エビデンスレベルⅣb).特に新生児においては,アンピシリンとアミノグリコシドの併用が推奨される.しかし,臨床的にはアンピシリン不応例もあることから,アンピシリンが無効と考えられる場合にはパニぺネム・ベタミプロンやメロペネムなどのカルバペネム系抗菌薬の選択を考慮する(エビデンスレベルⅣb).
多剤耐性菌—多剤耐性菌の最新動向—多剤耐性菌の現状と対策—肺炎球菌—.日本臨床.2012;70:221–225.8)Prasad K, Kumar A, Singhal T, et al. Third generation cephalosporins versus conventional antibiotics fortreating acute bacterial meningitis. Cochrane Database Sys …
系統別抗菌薬の使い方・止め方・変え方—グリコペプチド系薬—.感染と抗菌薬.2012;15:173–179.10)Arda B, Yamazhan T, Sipahi OR, et al. Meningitis due to methicillin-resistant Staphylococcus aureus(MRSA): review of10cases. Int J Antimicrob Agents.2005;25:414–418 …
日本臨床.2012;70:247–250.16)松本哲也.今知るべき小児感染症領域の新しい知見2011—耐性菌—多剤耐性緑膿菌(MDRP)—.
【治療の原則】細菌性髄膜炎は未治療では転帰不良で,致死的であるため,菌の培養結果を待たずに,前述の経験的治療を早急に開始すべきである.この初期の抗菌薬投与は,起炎菌が同定され抗菌薬の感受性結果が得られた場合,その結果に基づき変更する.なお,この治療指針は,現時点での日本における細菌性髄膜炎の起炎菌の出現頻度および抗菌薬に対する非感性(中間型と耐性)菌の検出頻度を踏まえ作成されている.したがって,今後の耐性菌の検出頻度や抗菌薬に対する感 …
1.細菌性髄膜炎の疫学的現況91疫学的現況らかに低下する.まず,髄液はグラム染色を施して観察するが,髄液が混濁していればその5µLをプレパラートに直接広げてグラム染色を行い,光学顕微鏡(×1,000 倍)で観察する.混濁が明瞭でない場合には,5,000rpm,10 分の遠心操作を行い,その沈渣部分の5µLをプレパラートに広げてグラム染色を行い注意深く鏡検する.一般的に,10/mL以上の菌が存在すれば,5µL中には5 個の菌が存在する計算 …
事実,この「入院48 時間以後」に準拠した院内感染例の細菌性髄膜炎の報告(韓国)では,その対象例のほとんどは,前述の脳室内シャントの外科的手技に併発した細菌性髄膜炎であった.したがって,欧米の現在の診療ガイドラインは,いずれも患者の年齢やその有するリスクに準じて,その薬剤選択が規定されているのが現況であるといえる.一方,近年日本における担癌患者においてその化学療法は,化学療法室などの活用により,外来での実施が可能となり,必ずしも入院での …
●肺炎球菌(S. pneumoniae)高齢者で肺炎や中耳炎に合併した髄膜炎は,肺炎球菌が起炎菌であることが多い.痙攣,びまん性脳浮腫,水頭症,動脈性ないし静脈性脳血管障害などの髄膜炎に伴う頭蓋内合併症が多い.●グラム陰性桿菌慢性肺疾患や副鼻腔炎,脳神経外科処置,慢性尿路感染などに合併することが多い.●リステリア菌失調症,脳神経麻痺,眼振などの急性脳幹症状を呈することもある.●髄膜炎菌呼吸器分泌物からの飛沫あるいは直接感染である.ほとん …
抗菌薬使用前の髄液では75〜90%の検出感度だが,髄液検査前に抗菌薬が使用された場合には40〜60%に低下したと報告されている(エビデンスレベルⅤ).⑥髄液細菌培養・血液細菌培養細菌性髄膜炎に対して,血液培養・髄液培養の有用性を確認したRCTはない.細菌が髄膜炎に至るには,敗血症を発症し側脳室の脈絡叢を通って髄腔内に侵入するか,もしくは別の部位の血液脳関門の透過性を変えて侵入する.したがって,細菌性髄膜炎を疑った場合には,血液培養を行う …
これらのプライマーを参考にしていただきたい.化膿性髄膜炎の起炎菌を効率的に検索するため選択した菌種は,①大腸菌,②B群レンサ球菌(Group BStreptococcus:GBS),③肺炎球菌,④インフルエンザ菌,⑤髄膜炎菌,⑥リステリア菌,⑦黄色ブドウ球菌,⑧肺炎マイコプラズマの8 菌種である.2 菌種をひとつのチューブで検索できるようにし,蛍光色素は発色強度の異なる2 種の蛍光色素を使用する考え方をしたが,検索したい菌種は院内発症か …
… 液移行も比較的良好であるカルバペネム系抗菌薬であるPAPM/BPまたはMEPMを推奨した.なお,ドリペネム(DRPM)は,確かに小児において本症に対して高用量での保険適用があり,MICは比較的良好であるが,成人の細菌性髄膜炎例における髄液移行のデータがなく,現時点では今後の課題と考える.一方,イミペネムについては,痙攣を誘発する副作用(エビデンスレベルⅤ)が知られており,髄膜炎における使用は避けるべきである.この治療で効果が得られない場 …
… zed Controlled Trial; Review;Systematic Reviews;168 件#6Search #4Filters: Adult:51 件医中誌(検索2012 年3 月25 日)((((((起炎菌/AL or病原菌/AL or原因菌/AL or起因菌/AL or病原性細菌/AL) and ((抗感染剤/TH or抗菌薬/AL)) and ((髄膜炎-細菌性/TH or細菌性髄膜炎/AL))) and (CK= …
細菌性髄膜炎の治療897治療❶細菌性髄膜炎成人例において,起炎菌が判明した場合には,感受性検査の結果に従い,適切な抗菌薬に変更する必要がある(グレードC).❷初期治療で投与されていた抗菌薬が,複数の菌を対象としていた場合は,原則的に検出された菌のみを対象にした抗菌薬処方に変更する(グレードC).同定された病原微生物別に推奨される抗菌薬は巻頭表2(p.xv)を参照.推奨される抗菌薬の投与量を表1に示す.投与期間は巻頭表1(p.xiv)を参 …
細菌性髄膜炎は,初期治療が患者の転帰に大きく影響するため,緊急対応を要する疾患(neu-rological emergency)である.その治療では,日本における年齢階層別主要起炎菌の分布,耐性菌の頻度および宿主が有するリスクを考慮して,抗菌薬の選択を行う必要がある.小児例における起炎菌未確定時の初期選択薬を検討する.■
… 与例】ㅤアンピシリン:150〜200mg/kg/日・分3〜4(CQ7–1–4・表1 参照)+ㅤセフォタキシム:100〜200mg/kg/日・分2〜4(CQ7–1–4・表1 参照)2)生後1〜4 ヵ月未満この時期の細菌性髄膜炎起炎菌は,従来,GBSと大腸菌が大半を占めたが,近年は4 ヵ月以上の年齢で発症頻度の高いインフルエンザ菌や肺炎球菌による髄膜炎例もみられており,耐性菌を想定して薬剤を選択する必要がある.したがって,GBS,大腸菌,イ …
すなわちグラム陽性菌および陰性菌のいずれも起炎菌となる.基礎疾患別には,頭蓋底骨折を伴う外傷では,起炎菌としては鼻腔内保有菌が多く,肺炎球菌とインフルエンザ菌,MRSAを含むブドウ球菌などを想定して「メロペネムまたはパニぺネム・ベタミプロン」とバンコマイシンとの併用療法を選択する.貫通性の外傷やシャント留置例では,黄色ブドウ球菌やコアグラーゼ陰性ブドウ球菌および緑膿菌が起炎菌となることが多く,これらの薬剤耐性化を考慮して,同様に「メロペ …
… 菌薬を変更する(de-escalation).1)グラム陽性球菌:B 群レンサ球菌,肺炎球菌,ブドウ球菌,腸球菌①B 群レンサ球菌(Group B Streptococcus:GBS,S. agalactiae)細菌性髄膜炎の原因となったB群レンサ球菌(GBS)のβ–ラクタム薬に対する耐性化は現時点では問題となっていないため,アンピシリンが第1 選択である.しかし,1995 年から2005 年に国内で喀痰から分離されたGBS14 株につ …
… eil-lance Team. N Engl J Med.1997;337:970–976.3)Hsu HE, Shutt KA, Moore MR, et al. Effect of pneumococcal conjugate vaccine on pneumococcal meningi-tis. N Engl J Med.2009;360:244–256.4)国立感染症研究所.IDWR2012 年第16 号<速報>細菌性髄膜炎.
… eil-lance Team. N Engl J Med.1997;337:970–976.3)Hsu HE, Shutt KA, Moore MR, et al. Effect of pneumococcal conjugate vaccine on pneumococcal meningi-tis. N Engl J Med.2009;360:244–256.4)国立感染症研究所.IDWR2012 年第16 号<速報>細菌性髄膜炎.
1)1 ヵ月未満この時期にみられる細菌性髄膜炎は,出産時における母親からの垂直感染,あるいはそれを遠因とする例が圧倒的に多い.なかでも,B群レンサ球菌(Group BStreptococcus:GBS)と大腸菌による例が多くを占める.GBS感染症は生直後6 日以内にみられる早発型感染(early onset disease:EOD)と,7 日以降3 ヵ月までの遅発型感染(late onset disease:LOD)に分けられるが,本感 …