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本邦における小児細菌性髄膜炎の動向(2009–2010).感染症学雑誌.2012;86:582–591.3)Chiba N, Murayama SY, Morozumi M, et al. Rapid detection of eight causative pathogens for the diagno-sis of bacterial meningitis by real-time PCR. J Infect Chemother. …
1.細菌性髄膜炎の疫学的現況131疫学的現況ペネム,セフォタキシム,ペニシリンG,アンピシリンであり,第1,第2 世代セフェム系薬に属する注射薬の抗菌力は劣る.またバンコマイシンの抗菌力もそれほど優れてはいない.注目すべきことは,すでに木村らによって報告されているように,ペニシリン系薬やセフェム系薬に対する感受性が低下したペニシリン軽度耐性GBS(penicillin-resistant GBS:PRGBS)が出現していることである.こ …
… /BPが最も優れ,次いでMEPMとバンコマイシン(VCM)である.生物学的感受性測定法によるMICと遺伝子変異との関係,あるいは米国のClinical and Lab-oratory Standards Institute(CLSI)のブレイクポイント(BP)との関係は図3に示す.肺炎球菌髄膜炎に対するCLSIのBPは0.063µg/mL以下が感性(S),0.125µg/mL以上は感性菌ではない(R)と考えて治療するよう記載されている.
… L以上の菌は,感性菌ではないと判断する.髄液への薬剤移行濃度と殺菌性の強弱が治療効果に影響するためであり,治療には少なくとも最小殺菌濃度(minimum bactericidal concentration:MBC)の20〜30 倍近い髄液濃度が必要で,MBC以上の濃度の維持時間が95〜100%を占めた場合に最大効果が得られると報告されている(治療の項参照).表2には肺炎球菌髄膜炎に使用される可能性のある注射用抗菌薬の感受性成績を示す.
… ≦0.5S:≦0.5S:≦0.25MEPM に順ずるMEPM に順ずる不明(n=16)gBLPACRⅡ8(n=42)gBLPACRⅠ(n=22)gBLPAR(n=18)gBLNAR(n=309)gLowBLNAR(n=114)gBLNAS(n=71)(n)1 歳2 歳小児:592 例7~11ヵ月≦6ヵ月3 歳4 歳≧5 歳801001201401601802006040200図4インフルエンザ菌による髄膜炎例(2006〜2011年)1.
… の肺炎などに対するBPでも感性(S)ではないという成績になる.また,インフルエンザ菌に対するβ–ラクタム系薬の感受性は,接種菌量の影響を非常に受けやすく,結果のバラツキが大きいことにも留意が必要である.インフルエンザ菌髄膜炎に対して用いられるアンピシリン,CTX,セフトリアキソン(CTRX),MEPM,PAPM/BP,およびドリペネムのそれぞれのMICとMIC rangeを遺伝子変異別に表3に示した.これらの成績をみると,一見CTRXあ …
細菌性髄膜炎の疫学的現況191疫学的現況4)Täuber MG, Doroshow CA, Hackbarth CJ, et al. Antibacterial activity of beta-lactam antibiotics in experi-mental meningitis due to Streptococcus pneumoniae. J Infect Dis.1984;149:568–574.5)Lutsar I, …
1)1 ヵ月未満この時期にみられる細菌性髄膜炎は,出産時における母親からの垂直感染,あるいはそれを遠因とする例が圧倒的に多い.なかでも,B群レンサ球菌(Group BStreptococcus:GBS)と大腸菌による例が多くを占める.GBS感染症は生直後6 日以内にみられる早発型感染(early onset disease:EOD)と,7 日以降3 ヵ月までの遅発型感染(late onset disease:LOD)に分けられるが,本感 …
本邦における小児細菌性髄膜炎の動向(2009–2010).感染症学雑誌.2012;86:582–591.3)Chiba N, Murayama SY, Morozumi M, et al. Rapid detection of eight causative pathogens for the diagno-sis of bacterial meningitis by real-time PCR. J Infect Chemother. …
1.細菌性髄膜炎の疫学的現況131疫学的現況ペネム,セフォタキシム,ペニシリンG,アンピシリンであり,第1,第2 世代セフェム系薬に属する注射薬の抗菌力は劣る.またバンコマイシンの抗菌力もそれほど優れてはいない.注目すべきことは,すでに木村らによって報告されているように,ペニシリン系薬やセフェム系薬に対する感受性が低下したペニシリン軽度耐性GBS(penicillin-resistant GBS:PRGBS)が出現していることである.こ …
… /BPが最も優れ,次いでMEPMとバンコマイシン(VCM)である.生物学的感受性測定法によるMICと遺伝子変異との関係,あるいは米国のClinical and Lab-oratory Standards Institute(CLSI)のブレイクポイント(BP)との関係は図3に示す.肺炎球菌髄膜炎に対するCLSIのBPは0.063µg/mL以下が感性(S),0.125µg/mL以上は感性菌ではない(R)と考えて治療するよう記載されている.
… L以上の菌は,感性菌ではないと判断する.髄液への薬剤移行濃度と殺菌性の強弱が治療効果に影響するためであり,治療には少なくとも最小殺菌濃度(minimum bactericidal concentration:MBC)の20〜30 倍近い髄液濃度が必要で,MBC以上の濃度の維持時間が95〜100%を占めた場合に最大効果が得られると報告されている(治療の項参照).表2には肺炎球菌髄膜炎に使用される可能性のある注射用抗菌薬の感受性成績を示す.
… ≦0.5S:≦0.5S:≦0.25MEPM に順ずるMEPM に順ずる不明(n=16)gBLPACRⅡ8(n=42)gBLPACRⅠ(n=22)gBLPAR(n=18)gBLNAR(n=309)gLowBLNAR(n=114)gBLNAS(n=71)(n)1 歳2 歳小児:592 例7~11ヵ月≦6ヵ月3 歳4 歳≧5 歳801001201401601802006040200図4インフルエンザ菌による髄膜炎例(2006〜2011年)1.
… の肺炎などに対するBPでも感性(S)ではないという成績になる.また,インフルエンザ菌に対するβ–ラクタム系薬の感受性は,接種菌量の影響を非常に受けやすく,結果のバラツキが大きいことにも留意が必要である.インフルエンザ菌髄膜炎に対して用いられるアンピシリン,CTX,セフトリアキソン(CTRX),MEPM,PAPM/BP,およびドリペネムのそれぞれのMICとMIC rangeを遺伝子変異別に表3に示した.これらの成績をみると,一見CTRXあ …
細菌性髄膜炎の疫学的現況191疫学的現況4)Täuber MG, Doroshow CA, Hackbarth CJ, et al. Antibacterial activity of beta-lactam antibiotics in experi-mental meningitis due to Streptococcus pneumoniae. J Infect Dis.1984;149:568–574.5)Lutsar I, …
成人発症例の70%は基礎疾患保持例で,起炎菌の莢膜型は多様である.GBSにおいては,最近,ペニシリン系薬に軽度耐性を示す菌が分離され始めている.新生児由来のⅢ型菌には耐性菌は認められていないが,今後その動向には注意が必要である.本菌の耐性化状況は次項に記す.cabdefhg図1細菌性髄膜炎における主な起炎菌a:B群レンサ球菌,b:大腸菌,c:肺炎球菌,d:インフルエンザ菌,e:リステリア菌,f:ブドウ球菌,g:クリプトコッカス,h:髄膜 …
1.細菌性髄膜炎の疫学的現況211疫学的現況a. 起炎菌割合(侵襲的処置後)35例38菌others(*1)2.6%PR S. aureus2.6%CNS5.3%S. aureus5.3%MRSA15.8%S. epidermidis23.7%GPC2.6%GNR13.2%GPR13.2%E. coli2.6%P. aeruginosa2.6%Streptococcus sp.2.6%Staphylococcus sp.55.3%E. …
細菌性髄膜炎の疫学的現況231疫学的現況a. 起炎菌割合(処置後+消耗性疾患)31例36菌others(*1)5.6%PR S. aureus5.6%CNS5.6%S. aureus2.8%MRSA11.1%S. epidermidis13.9%GNR5.6%GPR5.6%E. coli5.6%P. aeruginosa8.3%Streptococcus sp.19.5%Staphylococcus sp.44.6%E. faecali …
つまり,このなかには宿主にリスクを有しない市中感染の細菌性髄膜炎成人例は含まれていない.その結果の概略は疫学のCQ1–5 に記載した.この結果によれば,日本の成人例の現況は,ドレナージやシャントなど脳外科的処置後に発症した細菌性髄膜炎ではブドウ球菌属が55.3%と多く,緑膿菌は2.6%と限られている.そして,このブドウ球菌における耐性化率は,MRSA(全体の15.8%)を含み85%と高率であった.一方,慢性消耗性疾患および免疫不全状態の …
新生児期の場合は,B群レンサ球菌(GBS)や大腸菌が多く,時に緑膿菌などのブドウ糖非発酵グラム陰性桿菌も原因となる.また新生児では,Campylobacter fetusによる髄膜炎の院内感染例の報告もある.免疫能の低下した患者,抗菌薬長期投与例,低栄養状態などでは,血行性に侵入した真菌も考慮する必要がある.院内発症の小児の細菌性および真菌性髄膜炎101 例について検討したKrcméryらの報告によれば,院内発症髄膜炎の主な危険因子は, …