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本ガイドラインは,敗血症診療に特化したガイドラインであるため,抗菌薬選択の各論には言及しない。敗血症における抗菌薬選択の原則は,一般的な感染症診療と同様である。すなわち,患者背景,疑わしい感染臓器,地域や施設の疫学情報,最近の抗菌薬使用歴などから,可能な限り具体的な微生物や薬剤耐性を想定したうえで投与すべき抗菌薬を選択する。ただし,敗血症患者では,非重症患者の場合に比べて,原因微生物に対して有効な抗菌薬を速やかに投与することが重要である …
遠-S 1195-日本版敗血症診療ガイドライン2024敗血症あるいは疑い患者迅速診断検査腎機能障害NoYesCQ2-2 敗血症に対する経験的抗菌薬は,敗血症認知後1時間以内を目標に投与開始するか?CQ2-7 敗血症に対して,βラクタム系/グリコペプチド系薬の持続投与または投与時間の延長を行うか?CQ2-8 敗血症において,therapeutic drug monitoring(TDM)を活用した抗菌薬の用量調整を行うか?CQ2-6 腎排 …
今回はRCTおよび観察研究の双方においてエビデンスを評価し,推奨を作成し-S 59-日本版敗血症診療ガイドライン2020た。とりわけ,デエスカレーションは現在広く普及している診療手法であること,かつ,抗菌薬スチュワードシップの観点が世界的にも国内でも強調されているという背景も踏まえ,推奨文を作成した。CQ4-9:敗血症に対する抗菌薬治療において,プロカルシトニンを指標とした治療終了を行うか?感染症における抗菌薬の中止基準に関する質の高い …
Answer:敗血症に対する抗菌薬治療において,プロカルシトニンを指標とした治療終了を行うことを弱く推奨する(GRADE 2B:エビデンスの確実性=「中」)。(1)背景および本CQの重要度抗菌薬総使用量は,薬剤耐性菌の出現と関連しており,抗菌薬曝露歴は次の新たな敗血症のリスクになりうることが報告されている1, 2)。一方で,多くの感染症において抗菌薬の中止基準に関する質の高い科学的根拠は少なく,抗菌薬の投与期間を短縮できる可能性が指摘さ …
ASTに相談することで,適切な感染巣の評価や抗菌薬選択,抗菌薬の投与期間設定の援助がなされ,医師の負担を軽減すると共に,適切な感染症治療遂行が期待できる11)。具体的にどのような場合に相談すべきかについて,情報提供した。CQ4-6:敗血症に対する経験的抗菌薬は,敗血症認知後1時間以内を目標に投与を開始するか?敗血症における抗菌薬投与のタイミングに関しては,RCTの施行がむずかしいが,可及的速やかに抗菌薬投与を開始する有益性は,理論的に受 …
敗血症に対する抗菌薬治療で,デエスカレーションを行うことを弱く推奨する(GRADE 2C)。CQ2-10GRADE経験的抗真菌薬が投与された敗血症において,β-Dグルカンを指標とした抗真菌薬の中止を行うか?経験的抗真菌薬を投与された敗血症に対して,β-Dグルカンを指標とした抗真菌薬投与の中止を行うことを弱く推奨する(GRADE 2C)。CQ2-11GRADE敗血症に対する抗菌薬治療において,プロカルシトニン(PCT)を指標とした抗菌薬治 …
敗血症患者に対する経験的抗菌薬の選択の方法について,CQとして設定し,各感染症別の選択肢一覧と共に示すことは,臨床現場の意思決定にとって重要と考えた。経験的抗菌薬は原因微生物の想定のもとに選択し,原因微生物が確定した後には標的抗菌薬へ最適化されることが前提の治療であり,最初の段階でいかに原因微生物を想定するかが重要である3-5)。疑わしい感染巣ごとに,患者背景,疫学や迅速微生物診断法に基づいて原因微生物を推定し,臓器移行性と耐性菌の可能 …
敗血症と診断した最大半数の患者が遭遇しうる状況であり,本ガイドラインに取り上げるべき重要臨床課題であると考えCQとして設定した。システマティックレビューの結果,本CQにこたえるランダム化比較試験(RCT)は存在せず,エビデンス不十分として,エキスパートコンセンサスとした。CQ4-5:感染症専門家あるいは抗菌薬適正使用支援チームに相談するのはどのような場合か?抗菌薬適正使用支援チーム(antimicrobialstewardship te …
これは抗菌薬の投与中止よりもデエスカレーションに主眼を置いたものであった。さらに日本版敗血症診療ガイドライン(J-SSCG)201618)では,「抗菌薬はプロカルシトニンを指標に中止してよいか?」というTable 4-9-2判断の要約-S 93-日本版敗血症診療ガイドライン2020CQに対して,当初は「敗血症,敗血症性ショックにおける抗菌薬治療で,プロカルシトニン値を指標に抗菌薬の中止を行わないことを弱く推奨する」としていた。これはメタ …
敗血症に対するβラクタム系抗菌薬治療において,持続投与もしくは投与時間の延長を行うことを弱く推奨する(GRADE 2B)。CQ2-7(SR2)GRADE敗血症に対して,グリコペプチド系薬の持続投与または投与時間の延長を行うか?敗血症に対するグリコペプチド系抗菌薬治療において,持続投与もしくは投与時間の延長を行わないことを弱く推奨する(GRADE 2C)。CQ2-8GRADE敗血症において,therapeutic drug monitor …
:敗血症に対して,PCTを指標とした抗菌薬治療の中止を行うことを弱く推奨する(GRADE 2A)。(1)背景抗菌薬総使用量は,薬剤耐性菌の出現と関連しており,抗菌薬曝露歴は新たな敗血症のリスクになりうる1, 2)。近年,推奨される抗菌薬の投与期間は従来の教科書的な期間よりも短縮できるとしているが,敗血症にも適用可能かは議論の余地がある。敗血症の経過において,PCTやC反応性蛋白(CRP)の低下は死亡リスクの減少と関連している3-5)。こ …
はじめに本項では,抗菌薬投与の開始から中止に関する臨床課題の中で,特に敗血症診療において重要と思われる11CQを取り上げた。内容はエビデンスの有無により,GRADE評価を導入したもの,GRADE評価を試みるも叶わずエキスパートコンセンサスとしたもの,BQとして情報提供にとどめたものがあり,留意のうえうまく活用していただきたい。研究の乏しい領域では,今後の知見集積に伴い考え方が変化する可能性がある。抗菌薬治療は,敗血症診療における原疾患に …
CQ4-10:敗血症に対して,比較的短期間(7日間以内)の抗菌薬治療を行うか?敗血症に対する抗菌薬治療に伴う害として,投与期間が長いほど常在菌叢の中で耐性菌やClostridioidesdifficile,真菌が定着・増殖するリスクが高まり,次の新たな敗血症のリスクになる21, 22)。近年,抗菌薬耐性の問題は世界的な脅威となっており23),肺炎などの各種感染症における抗菌薬の治療期間について,短期間治療は長期間治療と比較して死亡率や臨 …
J Intensive CareMed. 2016; 31: 164-76.-S 61-日本版敗血症診療ガイドライン2020CQ4-1:経験的抗菌薬はどのようにして選択するか?Answer:疑わしい感染巣ごとに,患者背景,疫学や迅速微生物診断法に基づいて原因微生物を推定し,臓器移行性と耐性菌の可能性も考慮して選択する方法がある(Table 4-1-1参照)(BQに対する情報提示)。(1)背景および本CQの重要度適切な経験的抗菌薬治療の選 …
… 症に対する第1選択薬は本邦ではセファゾリンであり,メチシリン耐性が判明していない段階で頻用されるバンコマイシンよりもMSSA菌血症に対する治療成績が優れている35, 36)。これを踏まえると,MRSAカバー目的で経験的抗菌薬としてバンコマイシンを使用する際に,MSSAの可能性が高いと判断した場合は,バンコマイシンとセファゾリンの併用も考慮される。このように,経験的抗菌薬の選択に際しては,後に移行する予定の標的抗菌薬の選択肢を事前に把握し …
敗血症においてデエスカレーションが有効な戦略かについてはCQ4-8を参照する。敗血症に対する抗菌薬選択を最適化することで予後を改善しようとする種々の検討がなされてきた。2016年のJ-SSCGでは,経験的抗菌薬治療におけるルーチンの併用療法は,予後を改善せず腎障害を含む治療の害が問題になるため,行わないことが推奨された(1B)3)。また,敗血症診療ではカルバペネムが比較的よく選択されるが,薬剤耐性の脅威が世界的な課題となるなかで,カルバ …
感染症専門家あるいはASTへの相談は,敗血症診療における抗菌薬の適正使用において重要であるため,本ガイドラインのCQとして取り上げた。(2)解説敗血症診療において,適切な初期抗菌薬の選択と患者の死亡率低下の関連が報告されており,想定される微生物を十分にカバーする抗菌薬の選択が重要となる1)。しかしながら,敗血症の初期抗菌薬として何を選択するべきかに関しては,画一的な回答はなく,実際には個々の症例に応じて抗菌薬を選択する必要があるため,対 …
初期輸液蘇生に不応の敗血症は集中治療が行える場所で管理する。FRQ1-1FRQERやICUにおいて,AIを用いた診断システムは従来の診断システムと比較して予後を改善するか?FRQ1-2FRQ敗血症に対して,遠隔ICUによる支援下での診療を行うか?CQ2.抗菌薬治療CQ 2-1GRADE経験的抗菌薬を選択するうえで,グラム染色検査は有用か?敗血症に対して,経験的抗菌薬を選択するうえでグラム染色検査を利用することを弱く推奨する(GRADE …
『成人肺炎診療ガイドライン2024』フローチャート・NHCAP/HAP 耐性菌リスク因子vNHCAPHAP臨床背景経腸栄養活動性の低下,歩行不能免疫抑制状態CKD(透析含む)過去90 日以内の抗菌薬使用歴過去90 日以内の抗菌薬使用歴過去90 日以内の入院歴過去1 年間の耐性菌検出歴発症時の状況低アルブミン血症ICU での発症挿管による人工呼吸器管理を要する敗血症/ 敗血症性ショック耐性菌高リスクの定義A-DROP スコア重症・超重症の …
CQ4-7:敗血症に対してβラクタム系薬の持続投与または投与時間の延長を行うか?本CQは抗菌薬のPK-PD(pharmachokinetics/pharmachodynamics)理論にもとづき,既存の抗菌薬の治療効果を高められないかを検討した臨床課題である。βラクタム系薬は敗血症治療に最も広く選択される抗菌薬であり16),その殺菌作用と治療効果は,血中濃度が治療対象となる細菌の最小発育阻止濃度(MIC)を超えている時間に相関する。この …